完璧主義をやめる3つの方法 ~自分を好きになるには!?~

緊張しやすかったり自己嫌悪に陥りやすい人は往々にして完全主義的な傾向があります。

 

例えば会議での発表の時、「失敗してはいけない」と考えてしまったり、人前で「変なところを見せてはいけない」と考えてしまい、うまくできないと自分を責めてしまったりします。

 

完全を目指すのはもちろん悪いことではありませんが、あまりにも「完全であらねばならない」と考えてしまうと自分自身を苦しめてしまいます。

そして完全でない自分に嫌気がさしてしまうことにもなりかねません。

 

では完全主義をやめるにはどうしたらよいでしょうか。

 

それには3つのポイントがあります。

 

①「完全でなければいけないこと」と「完全であるに越したことがないこと」を区別する

 

物事には、「完全でなければいけないこと」と、「完全であるに越したことない程度のこと」があります。

 

例えば、人の命や金銭に関わる仕事、設計など物を造る仕事など、完全を求められる職業もあるかと思います。

でも、それ以外の物ごとは完全であるに越したことない程度のことが多いのではないでしょうか。

 

会議の発表、結婚式でのスピーチ、育児や人づきあいなど、何をもって完璧というかもわかりません。

 

これらを区別することが大切です。

 

 

②「should」と「wish」を混同しない

 

そのためには、「こうあらねばならない(should)」と「こうありたい(wish)」を混同しないことが大切です。

私たちは「こうあらねばならない(should)」と「こうありたい(wish)」を混同して物事を受け取ってしまうことがあります。

 

「こうあらねばならない」という受け取り方を「こうあるに越したことない、こうあればよい」と変えることで、余裕が生まれ少し楽になれるのです。

 

 

③プロセスを楽しむ

完全であるに越したことがない程度のものは、結果よりもプロセスを楽しむことです。

人間関係や育児など、結果が見えないものに完璧を求めることには無理があります。そのような物事は、結果がどうかを気にするのではなく、そのプロセスそのものを楽しむことが重要です。

 

このように3つのポイントで完璧主義から解放されることで心にゆとりを取り戻すことができます。心にゆとりがもてると、緊張感や自己嫌悪からも解放されるのです。

 

 

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カテゴリ:コラム